紙面のコンテンツは、毎年変わります。なくなったと思ったコーナーが、一年後にパワーアップして復活したりすることも多々ありました。
令和6年4月からの朝日中高生新聞で、大きく変わったことなどをご紹介します。
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時事ニュース面は、裏側から開く
大前提として、朝日中高生新聞は、一般の新聞と同じように右側より読んでいきます。
この4月からは、時事ニュース関連は裏側から3ページとなりました。
ニュース解説の「NEWS KEYWORD」と「ニュース捜査班」の2コンテンツで、時事ニュースから読みたい方は裏側からどうぞ、ということでしょうね。画期的!
「時事ニュースは左から開く」と覚えてください。
朝日中高生新聞 2024/3/17 紙面より
この「NEWS KEYWORD」は一週間のニュースを振り返って解説する人気コーナーで、今までは不定期だったのですが、毎週掲載に変更となったようです。
学びに特化したコンテンツが増えた
勉強のポイントが分かる「エンスタナビ」、「英検への道」など学びに役立つコンテンツが人気です。
この4月からは、転換期にある大学入試の現在を伝える「大学入試改革の現在地」(月1回)が、1年ぶりに復活。
朝日新聞といえばの「天声人語」を使った「天声人語で200字作文」コーナーは、ある日の天声人語のポイントを読み解き、それを200字にまとめて提出して、優秀な3名の作文が紙面にのるという大人気のコンテンツ。
熱い要望に応えた形で、なんと毎週掲載になるそうです!
高校受験によく出る「200字作文」や、大学受験で必要になる「小論文」の基礎の学びにつながる内容となっています。
連載小説の作者もすごい人!
4月から始まった「3倍速ドッペルゲンガー」は、あの「言葉屋」シリーズの著者である久米絵美里さん。
内容は、特別なスマホアプリにつくられたパラレルワールド内で、自分の近未来を最高3倍速で見ることができるという世界に生きる高校生たちの物語
朝日中高生新聞 2024/3/17 小説紹介記事より
まだ始まったばかりですが、前回の「うそからモルック」(作・魚住直子、絵・かわいちひろ)と大きく内容が違って、毎週楽しみに読んでいます。
今までの連載の中でも、一番人気は「部長会議はじまります」(吉野万理子・作)ですかね。
文化部部長たちが登場する「部長会議はじまります」、運動部部長たちが登場する「部長会議は終わらない」の2部構成。
書籍化され、2020年度には埼玉県推奨図書 厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれました。
朝日中高生新聞では、ただ楽しいだけでなく、中高生が共感できるような質の良い作品がずっと連載されています。
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さまざまな世界で活躍する人へのインタビュー
インタビューコーナー「Runway」は、2年目に入るのではないでしょうか。
4週にわたって一人の人物を追うので、一人の人を深堀りすることができていると思います。
その世界にはいったきっかけ、学生の頃の話。
4月は、小説家・映画プロデューサーの川村元気さん。
5月は、漫画家・お笑い芸人の矢部太郎さん。特に矢部さんは、漫画家としてすごい方のようで、初めて知ったことが多かったです。
朝日中高生新聞 2024/5/5号
(1)プロローグ(2)中高生時代(3)人生の転機(4)メッセージ
4週にわたって、テーマごとにインタビューがあり、最終週には、中高生時代を未来に向かって生きる読者へのメッセージが送られます。
朝中高特派員のコーナー
毎年4月に募集される「朝中高特派員」の記者たちが、全8回で記事を書いていきます。
この朝中高特派員になりたい読者がたくさんいるようで、かなりの狭き門となっています。
3分の1ほどのスペースではありますが、短いスペースにでもきちんとまとめられた文章を見ていると「どんなふうに勉強をしてきたのか」ということは気になり、毎週楽しみにしているコーナーになっています。
今の座間特派員は、朝小リポーターなどをしていたようですが、高校生でありながら起業しているという凄腕の高校生。
8回の連載をとおして、「学生新聞を継続して読む」ことと「あきらめずに書き続ける」ことが、「言葉の力」につながるということを伝えていきます。
2024/4/7 朝日中高生新聞 座間特派員の記事より
朝日中高生新聞 2024/5/5号
最後まで、しっかりと読んでいきたいです。
まとめ
5年前に朝日中高生新聞を読み始めたときには、どちらかというと、まじめすぎてもっと読みにくかったような気がします。
毎年、毎年のリニューアルを重ね、紙面はカラフルになり、内容も漫画を使って中高生が興味をもちやすいようにしてみたり、ちょっと読売中高生新聞の方に寄ってきた?と思うこともあります。
しかし、内容の深さや「天声人語で200字作文」をはじめ、朝日新聞、朝日小学生新聞との連携で学びを深めようというコーナーも多く、どちらかというと、しっかり読むのは5年間ずっと朝日中高生新聞の方だったかもしれません。
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